2014年 04月 29日
新橋「焼鳥・ほさか」にてリアル酒場放浪記
やきとん→焼肉とハシゴして、
3軒目どうしようとフラフラしていたら
烏森神社の参道にいきあたりました。
この神社、参道に飲み屋がみっちりと立ち並んでいるのですが、
参道を歩いていると、突然、とある店の戸が開き
お客さんが出てきたのですが、
空いた隙間からお店の人が顔を出して「今席が空きましたよ」
というわけです。
覗くとかなり狭い。
どないしよう~
といっていると、今度は窓が空いて別の人が
「寄っていってください!」
と誘う訳です。
そこまで言われたら・・・
と、思い切って入ったお店がこちら。
焼鳥 ほさか
店内は、1階の他、2階があるようで、
1階は、カウンター数席、テーブル1席のみ。
お店の人は、親子らしき2人がカウンター内におり、
お運びさんが2名。
メニューを見ると、完全に焼鳥しかありません。
鳥類の串が7種。
野菜やぎんなん・しいたけ等の串が数種類。
酒類は、女性向けはないですが、酒、焼酎、ビール、酎ハイなど
一通りはありました。
焼鳥以外では、鶏皮いためや鳥スープの文字が。
この鳥スープを最後に飲むのがルールと見て、
最後に頼もうね、とか言っていると、お店の人が
5本にする?7本にする?
と聞いてきました。
どうも、基本的にコースを頼むようです。
じゃ、5本
と告げ、熱燗を頼んだわけです。
で、最初に出てきたのは合鴨塩焼 140円
2本セットで1本が小ぶりな焼鳥でした。
食すと、
激ウマ!
焼き方といい、塩加減といい素晴らしい!
こ、ここは、ひょっとして名店では?
と思った友人がスマホで検索すると
吉田類の酒場放浪記にも取り上げられています。
なるほど~
と唸っていると、つくね焼 140円が登場。
これもうまいわ、食べやすいわで感動。
大根おろしが付いていたので、店主に、
大根おろしを付けて食べるんですか?
と聞くと、そうではなく、単なる箸休めであるとのこと。
そうこうするうちに、すなぎも焼 140円が出来上がり。
もう、酒が進んで進んで・・・
この時点で熱燗を2合飲んでます。
次に出てきたのが、もつ焼 140円
ここらへんで焼酎湯割りに変更。
なお、モツはレバーでした。
そして、最後は、皮塩焼 140円
これも絶品!
皮が大好物なので、とりかわ焼きも追加しようか迷いましたが、
時間も遅かったので、ここらで終了~
最後、鳥スープ 300円を飲んで〆ることに。
案の定、大ビンゴ!
鶏出汁のきいたあっさりスープにいろいろな具が入って、
柚子の香りをほんのりあしらっています。
素晴らしい!
小用に立つと、お店の外にトイレがあって
神社に礼をして用を足すようにとの張り紙あり。
大将の話では、烏森神社が大家さんで家賃も神社に支払っているとのこと。
こんな街中で神社を感じることができるのも東京の魅了だと思います
美味しい焼鳥と場末の名店の雰囲気の中、
菊正宗の熱燗が染み渡った春の一夜でした。