隠れた高知の穀倉地帯

高知は84%が森林という全国有数の森林県です。



要するに平野は2割くらいしかない。


ほとんどが山です


そんな山にも結構、人が住んでいます。

特に、高知市の北部に広がる嶺北地域は
山にへばりつくように人家が点在しています。


長宗我部検地帳には既に今の嶺北にあるメジャー集落が
網羅されていることを考えると、結構、昔からあるらしい。


で、以前から、

なんで山のあちこちにこんなに人が住んでるの?

という、素朴な疑問があったのですが、
その答えの一つに今日、出会いました。


今日、ひょんなことで大学のゼミの先生と会い、その時、
大豊町のある地域にある15hくらいの田んぼでとれる米を自由にしていいと言われてる
という話が出ました。

15hといったら平野の平均的な田んぼで、大体150枚分くらい。
棚田でそれだけとなるとかなり広いです。


そのため、

え、そんなに広い田んぼがあるんですか?

と素朴に聞き返したら、

大豊町を中心に嶺北地域は棚田が多いし、全体の耕作面積はこんなもんじゃない
また、かなり広大な棚田跡もあり、大昔は高知の穀倉地帯の一つであったと予想される

という感じの話をしてくれました。


なんでも嶺北地域は、かなりの地すべり地帯らしいです。

で、地すべりの跡地に棚田とか段々畑が形成されたらしい。


今は植林されたり、放置されて雑木が生えているけど、
昔は相当広大な棚田が広がって、穀倉地帯であったらしい。


そういえば、長宗我部に次ぐ勢力の本山氏は嶺北が本拠地でした。


う~む、人の営みに歴史あり
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by the_naked_lunch | 2008-07-11 23:52 | 嶺北地域のこと | Comments(0)