2007年 10月 08日
料理工房『蔵や』を堪能する
料理工房・蔵やという料理屋があります。
場所はここらへん
築140年の民家を改装した一軒家の料理屋さんで
1日限定3組の隠れ家的お店ですが、そこに行っていました(#^.^#)
まあ~とにかく判り難い場所にありましたね。。
完全に民家です。
一歩入っても民家。
で、部屋も普通の部屋でした(笑)
このお店で、ランチに懐石料理を食したわけです。
フルで(^^ゞ
前菜はこれ。
白い器に入っていて見えませんが、帆立山葵
左のグラスに入ってるのが五色膾柿酢寄せ
手前の笹に包まれてるのが薩摩羊羹
後は柿玉子・栗渋皮煮・チャンバラ貝・流れ子磯煮
で、左の器が食前酒の柚子酒でした(^^ゞ
どれも上品で美味しかったですけど、
特に栗渋皮煮は、野趣あふれていてよかったです。
続いて、吸物として松茸土瓶蒸しが出てきました。
ちょっと時期ハズレですが、鱧も入っており、銀杏の扱いなんかも上品で
とってもよかったですね~
百合根が入っていて、これは初めて食べましたが、よかったです(^.^)
で、刺身がこれ。舟盛り
千鯛姿真鯛造り盛り
伊佐木重ね造り
真烏賊・鮪市松造り
汐ねいり平作り
これもどれもが活きが良かったです。
伊佐木はこの時期でもめっちゃ美味しくて、かなり驚きました~
続いて、替鉢の
蓮根饅頭餡掛け 添え野菜 四万十川海老含ませ 白髪葱
というなんかよくわからんものがでてきました。
かなり薄味だったので、トランジットって感じの一品でしたね~
で、すかさず焼物が出てきました。
千鯛遊庵・海老塩奉書焼き 甘酢蓮根 檸檬です。
奉書を開けるとこんな感じ。
上品な焼きで、白飯が欲しかった~(>_<)
で、揚物はこんな感じ。
わかりにくいですが、
渡り蟹丸十
(丸十とは薩摩藩を意味していてサツマイモで包んで揚げた物らしい)
ずわい蟹丹波揚げ
(丹波は栗を意味しており、栗で包んで揚げた物らしい)
その他、松茸・青唐を抹茶塩で頂きました。
酢物はこんな感じ
秋大根吹き寄せ帆立鋳込み梅ソースですが、
この酢の物は意表を疲れました(^^ゞ
最初はデザートかと思いましたよ。。
梅ソースがちょっとマヨネーズっぽかったので
ひょっとしたらマヨネーズも使っていたかもしれません。
で、食事はお鮨でした(#^.^#)
にぎり細工寿司盛り合わせです。
海老、鯛、鮪、烏賊、とあと一種類ありましたが、
ちょっとわかりませんでした(>_<)
ご飯ものでお鮨が出てくるとなんか嬉しいですよね(^.^)
なお、汁物は山芋茶巾赤だし仕立てでした。
で、ラストに果物として、
メロン・豊水梨・チョコアイス
が出てきてコースが終了したわけです(#^.^#)
懐石料理を食べることはめったにないのですが、
今日のような「吸物」「替鉢」が加わったバージョンは
初めてで、新鮮な経験でした(^^♪
ランチだったので6,000円でしたが、夜なら10,000円くらいかな。
あまりに僻地なため、お酒が飲めないのが超残念ですが、
たまにはこんな贅沢な一時もよろしいのではないでしょうか(^。^)